花札こいこい役一覧・点数表
全15種類の役を完全解説
花札こいこいで作れる全15種類の役を、点数の高い順に解説します。各役の構成札と作り方のコツも紹介。
重要な札の早見表
光札（5枚）
松に鶴
桜に幕
芒に月
柳に小野道風
桐に鳳凰
猪鹿蝶（5点役）
萩に猪
紅葉に鹿
牡丹に蝶
五光（ごこう）
光札5枚すべてを集める最高役
必要な札:
松に鶴、桜に幕、芒に月、柳に小野道風、桐に鳳凰
最も難しい役。光札を見つけたら必ず取り、相手に渡さないことが重要。
四光（しこう）
雨（柳に小野道風）以外の光札4枚
必要な札:
松に鶴、桜に幕、芒に月、桐に鳳凰
五光より現実的。雨以外の光札を優先的に集める。
雨四光（あめしこう）
雨を含む光札4枚
必要な札:
柳に小野道風 + その他の光札3枚
雨が手に入ったら四光を諦めてこちらを狙う。
三光（さんこう）
雨以外の光札3枚
必要な札:
松に鶴、桜に幕、芒に月、桐に鳳凰のうち3枚
比較的狙いやすい光役。序盤から光札を集めていこう。
猪鹿蝶（いのしかちょう）
萩に猪、紅葉に鹿、牡丹に蝶
必要な札:
萩に猪、紅葉に鹿、牡丹に蝶
初心者にオススメ！3枚だけで5点の高得点役。
赤短（あかたん）
赤い短冊3枚
必要な札:
松に赤短、梅に赤短、桜に赤短
1月〜3月の赤短冊。序盤に狙いやすい役。
青短（あおたん）
青い短冊3枚
必要な札:
牡丹に青短、菊に青短、紅葉に青短
6月、9月、10月の青短冊。赤短と同時に狙うのも有効。
短冊（たんざく）
短冊札5枚以上
必要な札:
任意の短冊札5枚以上（1枚増えるごとに+1点）
赤短や青短を含めて5枚集める。追加役として有効。
タネ（たね）
種札5枚以上
必要な札:
任意の種札5枚以上（1枚増えるごとに+1点）
動物が描かれた札を5枚集める。猪鹿蝶と組み合わせやすい。
カス（かす）
カス札10枚以上
必要な札:
任意のカス札10枚以上（1枚増えるごとに+1点）
数が多いので集めやすいが、10枚は意外と大変。
月見酒（つきみざけ）
芒に月と菊に盃
必要な札:
芒に月（光）、菊に盃（種）
2枚で5点の効率的な役。8月と9月の札。
花見酒（はなみざけ）
桜に幕と菊に盃
必要な札:
桜に幕（光）、菊に盃（種）
2枚で5点。3月と9月の札なので離れている。
猪鹿蝶＋α
猪鹿蝶に加えて他の種札
必要な札:
猪鹿蝶3枚 + 他の種札
猪鹿蝶（5点）にタネ役（1点）を組み合わせる。
赤短青短の短
赤短と青短を両方完成
必要な札:
赤短3枚 + 青短3枚
赤短（5点）+ 青短（5点）= 10点の大量得点！
特殊役
地域ルールによる特殊役
必要な札:
藤に不如帰、菖蒲に八橋、芒に雁、柳に燕
ローカルルール。4枚で6点の場合がある。
クイックリファレンス
点数順
- 10点: 五光
- 8点: 四光
- 7点: 雨四光
- 5点: 猪鹿蝶
- 1点〜: 短冊、タネ、カス
難易度順
- 簡単: 猪鹿蝶、赤短、青短、短冊、タネ
- 普通: 三光、カス、月見酒、花見酒
- 難しい: 四光、雨四光
- 超難関: 五光
役作りのコツ
- ✓複数の役を同時に狙う（例：猪鹿蝶を集めながらタネも狙う）
- ✓相手の集めている役を予測して妨害する
- ✓序盤は作りやすい役（猪鹿蝶、赤短、青短）を優先
- ✓光札は見つけ次第確保（後から役を決める）
- ✓こいこいする時は追加で作れる役があるか確認